回転木場のデッド・ヒート (講談社文庫 む 6-7)

著者 :
  • 講談社 (1988年10月1日発売)
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本棚登録 : 1200
感想 : 90

やはり村上春樹作品は短編が好いなあと思った。
村上春樹自身巻頭で述べている通り、この作品は小説ではなくスケッチで、私はまた違った目線でこの作品を見つめることになった。
果たして本当に事実のみなのか疑ってしまうが。
(『風の歌を聴け』のあとがきにでてきたハートフィールドが現実の人物でなかったため)

作者に語る人々が現実の人物でもそうでなくても、作者が語る彼らの話は素敵なものばかりで、ニヤリとしてしまうものばかりだった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 村上春樹
感想投稿日 : 2011年1月16日
読了日 : 2011年1月1日
本棚登録日 : 2011年1月16日

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