できる人は知っている 頭のいい勉強法

著者 :
  • 日本実業出版社 (2007年2月27日発売)
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本棚登録 : 179
感想 : 15
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こういうノウハウ本は、自分に役立ついくつかの方法が吸収できればそれでよい。本によって、これはいいと思える方法が多く見つかる場合と、それほどでもない場合がある。この本は、それほど多くはなかった。しかしいくつかは見つかった。

たとえば、アメリカの心理学者ズーニンは、「最初の4分間が大切だ」と主張する。最初の4分間を乗り切れば、マインド・セットが出来上がってあとは楽になるというのだ。

私もいやなことは後回しにするクセがあるが、とにかく4分だけやってみようとやり始めると、めんどくさいと思っていた気持ちが消えて、けっこう20分、30分できてしまう。だからとにかく数分だけやってみる。これは忘れずにいたい。

もう一つ、本はいきなり読み始めるのではなく、まず全体をつかんでから読むのが能率的だという。表紙や裏表紙に書かれているセースルポイント→まえがき、あとがき、目次→各章の最初と最後の10行というように全体像に迫っていくという読書法。

私も、高速回転読書法を読書の一つの方法としているが、まず全体像をつかむ方法として章の最初と最後の10行を読むというのはよさそうだ。さらに節の最初と最後の数行戸いうように細部に迫るうちに、重要な個所が見えてきて、そこを重点的に読むなど。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ◎最新の書評
感想投稿日 : 2011年10月22日
読了日 : 2011年10月22日
本棚登録日 : 2011年10月22日

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