アンカー

著者 :
  • 集英社 (2017年5月26日発売)
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感想 : 54
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最近は特にNHKでアンカーという言葉をよく聞くようになった。ジャーナリズムの側から事件を追っていく話。その中心となるのが記者布施の柔軟性。力んではいないのだが、じわじわ核心に迫る様子はジャーナリストの理想形なのかと思う。今回は迷宮入りになりそうな刺殺事件を追うが、局側は数字がとれないといって見向きもしない。最後はいつものとおり”めでたし”なのだが、布施の影響で周囲の人物たちの仕事に対する姿勢や信念が変化していく様がおもしろい。『スクープ』のシリーズ。第三弾を飛ばして第四弾を読んでしまった。でも問題なし。 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2018年1月20日
読了日 : 2018年1月20日
本棚登録日 : 2018年1月20日

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