読みかけてそのままだった本をエーコの訃報を聞いて読了。エーコとカリエールの対談書き起こし。文字について、本について、映画の視点移動について、知識のフィルタリングについて、稀覯書について、あそこもここも抜き書きしたい内容が語られている。仕事帰りに夜歩いていたらゴミ箱にパスカル本人が作った12台の計算機のうち1台があるのを見つけた古書肆の話など、ものや本との出会いのエピソードもいちいち面白い。
エーコは自宅にある5万冊の蔵書(うち稀覯書は1200冊)をどういう人が欲しがるか分からないと言っているけれど、どうなるのか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション・エッセイ
- 感想投稿日 : 2016年2月20日
- 読了日 : 2016年2月20日
- 本棚登録日 : 2016年2月20日
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