角川文庫70周年記念第四弾「警察小説フェア」で、表紙が気になったが、自分にとって未知の作家さんだったので、とりあえず上巻だけ購入した。最初の章を読みながら「なんと読みやすい!」と思った。ただ、章ごとに過去と現在を行ったり来たりする、映像でも書物でも苦手な構成で、読み進むにつれて頭の中でごちゃごちゃしてきた。それでもだんだん面白くなって止まらなくなり、日付が変わったころ読み終わった。次の日が休みでよかった。早速、下巻を購入。
殺人課+マル暴 vs 暴力団
暴力団だから、いろんなことで法を犯しているのに加えて、冤罪まで出てくる。
警察とヤクザの抗争・・・が主題ではではなかった。警察も暴力団も男社会なので、普通は女性が登場すると、その女性たちが特に色っぽく見えるものだが、この作品に限っては、女性は完全に脇役だ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年5月22日
- 読了日 : 2018年5月31日
- 本棚登録日 : 2020年5月22日
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