ただただ夢ばかり見てられなくなった大人の童話集
ちょっと魔法だったり、アダルトだったり、王子様だったり、けどどれもちょっと見たくないなって擦れてる部分もあってそんな大人の童話集。
「森へ」はもう簡単にいえばおばあちゃんが森を歩いてるだけだけど、その森の書き込みも凄まじく、ただ森を綺麗なものとだけじゃなく森羅万象、畏怖の対象としても書いていて、一言も言葉はないけど読み応えがあった。
入江亜季の漫画は目がチカチカするようにキラキラ、それに目が慣れると登場人物の可愛らしさだったりが際立って魅力的に見える。
写真家、お母さん、男三兄弟の門出の話が一番好き。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年6月16日
- 読了日 : 2014年6月16日
- 本棚登録日 : 2014年6月16日
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