同期で幼馴染の警視庁大森署署長竜崎と警視庁刑事部長伊丹の話。今回は国会議員の車が襲われ運転手は殺害、議員は誘拐され、犯人は神奈川県に潜伏。警視庁と神奈川県警の合同捜査となるが、この二つは犬猿の仲であり、竜崎の指揮する横須賀の合同捜査本部はギクシャクする。そんな中、犯人から死刑囚釈放の要求があり、捜査は方向性を見失っていく。まぁこんな話でつまらなくは無いのだが、盛り上がりには欠ける展開となる。最後に新展開もあるのであるが、さほど驚きも無く淡々としたものだ。このシリーズも第5弾となり少しだれてきてしまったようだ。作者の奮起を期待したい。
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- 感想投稿日 : 2015年1月19日
- 読了日 : 2013年10月25日
- 本棚登録日 : 2013年10月25日
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