模倣犯(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2005年12月22日発売)
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フラストレーションの溜まる1冊でした。犯人が誰なのかを知っているし、カズの本当の姿を知っているから由美子の訴えていることが分かるし、被害者としての真一の苦悩も痛いほど分かる。そして善人としてピースが登場してくる上、主導権を握っていく。この回はピースが犯人だとは誰もが疑わないから本当にイライラした。だからこそ次の回の裁きがどうなるのかが見もの。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月16日
読了日 : 2019年12月16日
本棚登録日 : 2019年12月16日

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