悩殺ジャンキー 16 (花とゆめCOMICS)

  • 白泉社 (2009年2月19日発売)
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本棚登録 : 473
感想 : 24
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全16巻  星4  2009年12月
  11月に遂に大人買いをして、全巻読みました。結構長く続きましたね。内容は、個人的には、すごいバカップルぶりに、読んでいて赤面しそうでしたが、十分どきどきさせてくれました。少女マンガのポイント、ばっちりでした。
 海が、恥ずかしくなるけど、格好いいですね。特に、男モデルとしてショウに出るときが、すごいいい感じです。ちーも、大好きです。あの黒目勝ちの大きな目が可愛い。
 一つ欲しかったのは、なんだかんだ言いながら「ウミ」から「海」への移行が出来てしまったこと。そんなに上手くいくかな?とちょっと思いました。思いっきり別人の振りして(もしくは双子とか)で移行した方が、まだ納得したかも。というのは、堤さんが撮った一番大切なドイツロケの内容が無いからです。これがあれば、全然評価が変わったんじゃないかと思います。
 それにしても、この漫画って、一部勢いで続けたんだろうなという感じがするのは、花ゆめという隔週漫画雑誌掲載のためでしょうか。どんどん消化していかないと、連載に間に合わないというか。どうなんでしょうか。
 この作品、作者さんの漫画描くのが大好きというのはよく伝わってきて、気持ちいいです。これからは、ちょっと違った目でファッション雑誌の写真を見ることが出来るかも。最後のジャンキー結成の話とかは、現実にもありそうですよね。若い才能のある人の周りに、同世代の才能のある人たちが集まり、結束していく。才能の無い自分には羨ましい感じがします。ただ、こんな人たちが集まると一番活動生命が短いのはモデルかしら。海は、きっと俳優業とか、別の才能が開花して続いていきそうですが。
 最後に、作家さんへの希望は、足を(特に素の足首より下を)描くのが上手くなってくれたらいいなと思います。ファッションは可愛いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2012年2月24日
読了日 : 2009年12月
本棚登録日 : 2012年2月24日

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