クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年4月15日発売)
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本棚登録 : 4843
感想 : 452
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恥ずかしながら初維新。たしか井上真偽があとがきで本書に触れていたのが手にとったきっかけ(初といってもアニメ『化物語』は大好きだ)。
超絶金持ちお嬢様が離島に多様なジャンルの天才たちを招待するサロン。そこで起こった連続殺人事件に「自称凡人」の主人公が挑む(十分、経歴も能力も天才なんだけれども)。
意味深なタイトルと明快なトリックはスッと理解しやすいが、問題は本書(作者?)独特の「リアリティライン」であり、これが合うか合わないかは大きく分かれそうではある(ぼくは好きです)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年4月29日
読了日 : 2022年4月29日
本棚登録日 : 2022年4月15日

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