1973年のピンボール (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2004年11月15日発売)
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本棚登録 : 797
感想 : 48
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 ピンボールが出てくる後半から一気に懐かしくなってきた。
 読んだ当時はまだインターネットで検索!なんて全然ない時代だったから、いまは思う存分、ピンボールがいかなるものかを改めてググって確認。そうそう。これこれ。
 なんとなくなんだけど、村上春樹の書くものは下半身(性的なもの)と頭が別れている感じがする。これがかっこつけているのか本当にそうなのか。
 日本の話なのに全然そう感じないのもなんでかなあと不思議に思う。
 気になるのは「鼠」と「僕」が小説の中で別々に描かれていること。ジェイズ・バーは存在している。うーむ。これどういう意味だっけ。また次ぎ読んで思い出さなくちゃ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2023年4月9日
読了日 : 2023年3月29日
本棚登録日 : 2023年4月9日

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