戦国時代を舞台とした小説。わたしの読書歴に初めて加わりました。
大河ドラマで「官兵衛」や「真田丸」を見ていたため、なんとなく事の起こりと結末は予備知識として持っていました。が、本当に多くの大名が登場して、それぞれの父祖の話も所々で加わり、戦国時代初心者には情報量が多すぎました。
それでも、慣れてしまえば勢いにのって読み進められます。レビューは「上」に書いていますが、「下」の関ヶ原当日の各武将の動向や心情を描いた部分がもっとも読みごたえがありました。
読む前は、関ヶ原に対して抱いていたのは、教科書で学んだ天下分け目の大戦、程度の印象ですが、そこに至るまでの経緯がとにかく面白い。善し悪しで語るべき戦ではないと思いました。
武将の中では、島左近に一番魅力を感じました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月12日
- 読了日 : 2019年2月12日
- 本棚登録日 : 2019年2月12日
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