新装版 竜馬がゆく (4) (文春文庫) (文春文庫 し 1-70)

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  • 文藝春秋 (1998年9月10日発売)
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「いかに一世を蓋うほどの才智があろうとも、とらわれた人間は愚物でしかない」。本書で語られるこの一説が、戦前期日本の批判から現代まで通じる著者の警鐘であろう。本巻は、これが雄弁に語られる。山内容堂批判しかり、武市半平太批判またしかり、そして、本巻では描かれないが、禁門の変で死地に向かう浪士・長州藩士しかりである。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2017年1月21日
読了日 : 2017年1月21日
本棚登録日 : 2017年1月21日

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