最近マスコミやデモで見かける改憲派憲法学者。といっても、普通の憲法研究者らしく、立憲主義、法の支配には目配せが効き、自民党の改憲案を「改悪」とメタメタにこき下ろす。かつ同党の改憲派推進議員の無知を嘆き罵倒?する様は読み手のこちらが心配になる位。当然だが、改憲なき集団的自衛権を推進する安倍晋三氏と同内閣への批判は厳しい。また著者は集団的自衛権には否定的立場かな。◇本筋外だが、激しやすい性格なのかなぁ、と。一般向け書だし、改憲部分の独自見解以外は普通の内容なので、あっという間に読める。◆慶應義塾大学名誉教授。
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2017年1月24日
- 読了日 : 2017年1月24日
- 本棚登録日 : 2017年1月24日
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