読了。参加型ジャーナリズムとして自ら記憶術トレーニングに取り組んだ著者が、記憶術に関する歴史的な推移、サヴァン症候群への取材、記憶に関する脳科学的な知見等を叙述したもの。記憶術については従前の各書の記述と代わり映えはしないが、場所法・イメージ法など網羅的かつ具体的に記憶法について書いていたり、記憶を紐帯とするインタビューが豊富であることなど、まずまず楽しめる。なお、はじめて場所法に取り組む場合、慣れ親しんだ場所、例えば、昔住んでいた家などを目安としてみることは参考になった。
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カテゴリ:
自叙伝
- 感想投稿日 : 2017年1月14日
- 読了日 : 2017年1月14日
- 本棚登録日 : 2017年1月14日
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