久々に戯言シリーズの続きを手に取ってみたのだけれど、まぁ面白くて面白くて一気読みしてしまいました。
とある高校に潜入してたった1人の生徒を救出するだけの任務。
簡単だったはずのその任務はやがて様々な思惑のせいで困難になっていき、終いには学校の存続を脅かすほどの大事件に発展していく。
今回は思ったほどいーちゃんの戯言は出ないのかな?とか勝手に思っていたのですが後半で十分に堪能させて貰いました。あと哀川さんはやっぱりいつ何時何をしていてもカッコイイなぁと思わせてくれますよね。常識とか理屈とかそういうものを全部ぶち壊して蹴りつけながら遥か彼方にいる孤高の存在って感じがとても好きです哀川さん。
ただ今回の話、結末がちょっとフワッとしてるよなーっていうのが何とも。
それが哀川さんの話した仮説の中にあったあの話なのか、それともいーちゃんの話の中にあったのか、はたまた2人ともが思いつくことのなかった別の原因だったのか。
この話が完結した時点で真相は闇の中ですが思わぬところに伏線も張ってあるようだしいずれ解明される日が……来るのだろうか?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
西尾維新
- 感想投稿日 : 2024年4月16日
- 読了日 : 2024年4月16日
- 本棚登録日 : 2024年4月16日
みんなの感想をみる