偉大なデザイナー、原研哉さんの思うデザイン論を主体とした本。
うーむ。「白」を読んだ時から感じていることではあるのだけれど、文章がお堅く周りくどい感じがして、最後まであまり入って来ず集中できなかった。その様な文体は苦手...
内容自体は興味深く、特に「リ・デザイン展」と愛知万博の話等は面白かった。
・ゼロから新しいことを生み出すことも創造だが、既知のものを未知化することもまた創造。
・人間が暮らすことや生きることの意味を、ものづくりのプロセスを通して解釈していこうという意欲がデザインなのである。
・デザインは生活というポジションから見る文明批評でもある。
・マーケティングを繰り返して商品開発をすることは、消費者を甘やかしてしまう危険性も孕んでいる。
・日本の美意識は、辺境から世界を均衡させる叡智として育まれたもの。
・デザインはコミュニケーション
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年11月15日
- 読了日 : 2020年11月15日
- 本棚登録日 : 2020年11月11日
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