レベル7(セブン) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1993年9月29日発売)
3.65
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本棚登録 : 19551
感想 : 1429
5

650ページ越えの超大作。
裏の裏の裏をかくようなストーリー展開で、最後まで予想を裏切られ、楽しませてもらえた。スリル満点。

なぜ2人は記憶を消されたのか、レベル7とはなんなのか、三枝は一体誰なのか、事件の真相は、、、一つ一つ明らかになっていく度に「あそことあそこが繋がるのか…!」とスッキリしていく。

プロローグと最初の方は読みはじめはよく分からなかったけど、全て読み終えてから読み返すと分かる部分。

文庫本の解説を読んで、本の中に出てきたものの元となる事件が現実にあったと知り驚いた。

他の本の解説に名作として列挙されていたので、今回宮部みゆきさんを中高生時代ぶりに読んだけど、とても面白くてもっと他の作品も読んでみようと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月23日
読了日 : 2020年8月23日
本棚登録日 : 2020年8月21日

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コメント 3件

hiromida2さんのコメント
2020/09/12

りきさん、おはようございます。はじめまして。何だか懐かしくもある 宮部みゆきさんの作品、この頃の宮部みゆきさんの作品はどれも、突出した実力を発揮されたミステリーでありながら、フィクションなのにシリアスで、新刊出るたびに読んでた記憶があります。リサーチもスゴイし、画期的だったなぁと思います。勿論、現在も活躍されてる有名作家ですが、この頃は一番乗りに乗った作品を出されてたと思います、、最近は読んでないけど、この頃は自分にとっても、宮部さんはマイブームだった気がする 他も面白い作品多いです。僭越ながら、あの頃片っ端から読んでたのを鮮烈に思い出し、コメント入れてしまいました。現在は凄い作家が多くて悩んでしまいますが、海外ミステリーがその当時好きで、日本のミステリーから遠ざかっていましたが、宮部さんのは怖い部分とエンターテーメントなイメージもあり夢中になれました。他のも、是非お勧めです。

りさんのコメント
2020/09/12

hiromida2さま、コメントありがとうございます(^^)はじめまして。
そうなのですね、お詳しくて参考になります。中学高校あたりの時に何か読んだら面白くて友達とも話題になった記憶があります。他にも読んでみますね!
本当に今素晴らしい作家さんが多くて読みたい本があり過ぎて困ってしまいますよね。嬉しい悩みですが、、、

hiromida2さんのコメント
2020/09/12

確かに…(笑)また、本棚訪問させて頂きます
今後ともよろしくお願いします。

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