前作までの楽天的で明るい面にばかり目を向けていた感じから打って変わって明確な敵役が登場。科学礼賛は相変わらずだが、宗教も魔法も発展妨害のための工作扱いはちょっとやりすぎ。それでも一、二作目のあれこれを回収して大体決着させる役割は果たしていてちゃんと面白いのだから偉い。とはいえ読み直すたびに今作で減速がかかってしまい、四作目はなかなかたどり着けない。最初から三部作だったと思おう。
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- 感想投稿日 : 2021年3月9日
- 読了日 : 2021年3月7日
- 本棚登録日 : 2021年3月9日
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