銀翼のイカロス (文春文庫 い 64-8)

著者 :
  • 文藝春秋 (2017年9月5日発売)
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感想 : 265
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半沢直樹シリーズ、とりあえず、既刊4作、全て読了しました。で、読了した感想といいますと、、、

うーん。ゴメン。自分と池井戸 潤さんの作品は、相性悪いわ、多分。という感じですね。すみません。今のところ、「陸王」はマジで面白かったのですが、それ以外の作品は、正直言って、全然合わん、って感じ。ゴメン。面白くないです。自分にとっては。

この4作目「銀翼のイカロス」も、うーむ。ゴメン。ダメだった、、、全然、ハマれなかった、、、無念です。

冒頭の、牧野 治、元副頭取の自殺に際して残した遺書も、ゴメン。感動できんかったんや。本編読んで、牧野さんが、どれほどの苦悩と無念とで自殺を選んだのか、という、そういう葛藤と、悪く言えば、それに付随する心の震え、奮え、即ち感動、というもの、全然感じられへんかったんや。ゴメン。

あと、政治家のかたがたが、なんか、「え?政治家の人って、マジで現実でも、こんなに薄っぺらい人間なん?」ってくらい、魅力がないんや。白井亜希子とか、箕部啓治とか、うーん、、、物語の敵役として、あまりに、ペラい。薄い。感じ。全然こう、なんか、「こいつマジ敵役としてビビる。恐い。マジ存在感パネえ」とか、全然感じませんでした。

なんか、悪役キャラが、外食する場所って、基本的に「値段高いけど大したことない店」みたいな表現、されてたやないですか。されてた、気がする。それって、なんだかなあ~、って。そんな悪役のけなし方って、どうなん?って思った。こいつら、大物ぶって、偉そうぶってるけど、食の真の楽しみも知らないヤツらなんです、みたいな描き方、なんか、好きじゃないなあ~。

で、なんか庶民的な居酒屋みたいな場所で、富岡義則と一緒に飲んでた人物って、アレは、中野渡頭取、なんでしょうか?そうだと思うのですが、あそこで、敢えて名前を出さなかった意味?とか、あんまよく分かりませんでした。あの人、中野渡さんでは、ないのかなあ?よくわかりませんでした。

うーん、どうなんだろう。どうして、僕は、半沢直樹シリーズを、楽しめなかったんだろうなあ。抜群に人気作だし、こう、評価も高い作品だと、思うのですが、テレビドラマも大人気な作品なのでしょうが、すみません。どうしても僕は、ニガテでした。文句ばっかり言って、ごめんなさい、、、という感想でした。すまんです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月8日
読了日 : 2019年12月8日
本棚登録日 : 2019年12月8日

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