キリスト教やカインとアベルには詳しくなかったので深く読むことはできなかったが、どう生きればいいのか、愛について考えるいい機会になった。
思春期と呼ばれる時期特有の不安定さ、青春期真っ只中でのどうしようもない状況がよく伝わるほどに緻密に書かれた主人公・ジンクレエルの感情は共感できるものがあった。ヘッセの別の作品を読んでからもう一度再読したい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヘルマン・ヘッセ
- 感想投稿日 : 2023年5月1日
- 読了日 : 2023年4月30日
- 本棚登録日 : 2023年4月22日
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