終末のフール (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2009年6月26日発売)
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死ぬこと、生きることについて考えた。
あと3年後に人類は滅亡する。助かる手段はないって時に、人はどんな何を思い、どんな行動をするのか。ヒルズタウンに住む人たちを登場人物として彼らの思いが書かれている。同じマンションに住む人たちだから1話ずつで登場人物がかなさっていくのも面白い。みんな落ち着いてたり不安になったり。死ぬこと、って何だろう、って。私は死ぬ間際に何をするんだろう。ただ、笑ってたいなあ、って思う。ああ、楽しかった!辛いことも含め色んなこと体験できて楽しかった!って思いたい。だからこそ長いようで短い残りの人生を精一杯生きてこう、って思えるんだ。人生に嫌になったら原点に戻ろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年8月29日
読了日 : 2015年8月29日
本棚登録日 : 2015年8月29日

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