言語姦覚 (中公文庫 A 113-8)

著者 :
  • 中央公論新社 (1986年5月1日発売)
3.29
  • (4)
  • (8)
  • (30)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 198
感想 : 11
4

「現代の言語感覚」は考えさせられる言葉が多かった。ほとんどが著者に発せられたマスコミ側の言葉として解説されているが、「あのですね」「そうですね」「わたしって意外と」なんて自分でも使っちゃうよな~。これ以外は、様々な雑誌、新聞に寄稿されたもので、統一感はないものの、著者の小説、演劇に対する考えを知ることができて興味深い。決して言語を「姦」するような内容ではなく、著者にしては真面目なものだったと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2024年1月29日
読了日 : 2024年1月28日
本棚登録日 : 2024年1月29日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする