フリアとシナリオライター (文学の冒険シリーズ)

  • 国書刊行会 (2004年5月1日発売)
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本棚登録 : 191
感想 : 20
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自分はあんまり好きじゃないなあ。

大学生がラジオ局に勤める。番組のドラマ劇場の話と、現実の彼の生活風景が描かれる。自分の叔母さんと愛し合い、結婚するまでのドタバタ。交互にラジオドラマシナリオが挿入。落ち着かない。最初はこんなもんかと思い読んでいたが、飽きてきた。

しかし作者の人間達に向ける視線は、爬虫類のように温度を持たず冷たさを感じる。がそれが作品に特に生かされてなく。地名以外に南米の雰囲気を感じる場面もなく。無駄に長く、とにかく自分は作品の雰囲気が駄目だった。

知名度がある人気作家が普段書いてる小難しい作品に比べると読みやすい!て⤴てる奴らほんとウザいわ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年8月19日
読了日 : 2018年8月19日
本棚登録日 : 2018年8月13日

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