タイトルはセンセーショナルだけど、読んでみると文章がさらっとしていて、地雷の怖さや実態が伝わりきらないような気がする。でも子どもが読むとしたら、地雷で苦しんでいる国や数の多さ、探知・撤去の難しさが理解できるちょうど良いボリュームなのかもしれない。巻末に難民を助ける会副会長が地雷の状況を詳しく書いているので大人はこれを読めばいい。
本書は全てボランティアで刊行されていて、収益がすべて対人地雷の撤去に活用されている点が素晴らしい。英訳はシンプルだけど、著者の強い想い・決意が伝わる強めの表現で素晴らしい。巻末のメッセージは黒柳徹子さんで、これもまた素晴らしい。
こういう本を図書コーナーに設置している息子の保育園にいつも感心させられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2019年9月26日
- 読了日 : 2019年9月26日
- 本棚登録日 : 2019年9月13日
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