中学生か高校生のときの国語の教科書に載っていた。『夢十夜』のうち、第何夜が載っていたのかは定かではないが、「第6夜」が載っていたことは覚えている。
「第6夜」の中での、「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。あの通りの眉や鼻が木の中に埋まっているのを、鑿と槌の力で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだから決して間違うはずはない」という科白が忘れられなかった。
運慶のようになりたかったし、今でもなりたいと思っている。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・物語
- 感想投稿日 : 2011年5月4日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年5月4日
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