ギュンター・グラス 「渦中」の文学者 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2013年1月17日発売)
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感想 : 5

たとえ収容所であっても各種の教養専門を見に就ける為の講座を自主的に組織化するのはいかにもドイツ人らしい。
グラスは戦後、アウシュビッツという主にをなぜ背負い続けてきたのだろうか。
ドイツでは詩はやはり文学の女王様である。
ロマこそ本当のヨーロッパ人である。
メジャーになればなるだけマイナーにこだわる。作家たるもの人が注目しないところにあえて目を向けるものだ。
読書は単案ル現実逃避ではなく、苛酷な現実から守ってくれる遮断板であった。おかげで彼は適度に距離をとって現実に向き合うことができた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ドイツ文学
感想投稿日 : 2013年12月15日
読了日 : 2013年12月15日
本棚登録日 : 2013年12月15日

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