非日常性の社会学 (6) (早稲田社会学ブックレット 社会学のポテンシャル 6)

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  • 学文社 (2010年9月30日発売)
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日常性=非日常性という二極こそは、多くの人々が日々の生活において普通に感得することのできるきわめて根本的な分節に違いない。
世俗化の問題に対応することができ、制度的、組織的な宗教が衰退した時代、地域でも有効な視覚だということ。
世俗社会が宗教的な支えをあまり必要としなくなってきたということは現代社会の諸集団、諸組織、諸制度は自身を政党化する能力を身につけたということを意味するのだろうか。それとも他に何らかの正当化根拠に頼っているということなのか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 教養・学問・知
感想投稿日 : 2010年11月23日
読了日 : 2010年11月23日
本棚登録日 : 2010年11月23日

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