恋文・私の叔父さん (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年1月30日発売)
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本棚登録 : 460
感想 : 47
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知り合いにおすすめされて読みました。『恋文』は感情の表現が素晴らしい。特に好きなシーンは、鉄幹作の小説のことを江津子と話合っているときの描写です。
「郷子の胸が冷たい一滴を覚えた時である。」
「今まで胸の奥に隠していた感情が一挙に爆発し、流れ出した気がしたのだった。」
ラストで離婚届をラブレターと表現するシーンも好きでした。全然共感はできないけど、何故か泣けます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年6月5日
読了日 : 2022年6月5日
本棚登録日 : 2022年5月21日

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