流石、東野圭吾というべき圧巻の作品。
物語の疾走感と緊張感を全身で感じながら、
どうか彼の復讐が遂げられますように、どうか彼に心穏やかな未来が訪れますようにと、祈るようにページを追っていった。
どちらも満たされた未来などないことは充分わかっていたけれど、それでもそう祈らずにはいられないほど苦しかった。
物語の展開と結末が気になりすぎてラストはほぼ駆け足で読んでしまって少しだけ、後から後悔、笑
初読のドキドキとハラハラは一回しか味わえないものだから、もっと噛み締めながら読んだほうがよかったかなあ、なんて思ったり思わなかったり。
正義とはなんなのだろうか
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月25日
- 読了日 : 2023年8月25日
- 本棚登録日 : 2023年8月23日
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