日本人のための世界史入門 (新潮新書 506)

著者 :
  • 新潮社 (2013年2月20日発売)
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歴史を語るにあたって著者の主観が大いに入っていてかえってわかりやすくなっている。
宣教師たちはヨーロッパでは磔刑にされないので秀吉によって磔刑に処されてさぞ喜んでいただろうとか笑える。

各章でさまざまな歴史本がさらさらと紹介されていて、ガイド本としても優れた一冊。巻末にまとめてほしかったなぁ!
しかし日本の若者は歴史を知らなすぎるという指摘は耳が痛い。大学生でも中学生レベルと言っていて、はい、その通りですね…。私も知らないことだらけ。
暗記重視の受験勉強スタイルへの批判はずっと続いているけれど、歴史のようにそもそも覚えなくてはいけないものもあるのでやっぱり一概に批判はできないよなぁ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年2月29日
読了日 : 2020年2月11日
本棚登録日 : 2020年2月11日

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