年収1000万円の貧乏人年収300万円のお金持ち

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版) (2013年2月1日発売)
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チェック項目7箇所。年収1000万円の貧乏人と年収300万円のお金持ち、その差を分けるのはものは何か? 「自分のために働き、自分のお金をつくる」「自分のお金を働かせて、お金を生ませる」この2つの<お金持ちになる法則>を知っているかどうかなのです。強い意志がないとお金を使ってしまう社会で生きている、はっきりいいます、現代社会の中で生活することは、「多くの企業が練りに練った販売戦略を行い、消費活動を喚起させようとしている社会で生きていく」ということなのです。ひとまず、もらった給料の1~3割を貯金箱(貯蓄用の通帳)に入れてしまうのです、そして残ったお金でその月の生活費の予算分けをして、その予算内で生活する、ただそれだけです、シンプルですが、とても重要な行動です、この習慣がない人は、いつまでたっても、自分のお金をつくれません。なぜ、お金持ちの人が破産するのでしょうか、答えは簡単です、「富を維持するには、それに見合った能力が必要」だからです。投資で大事なことは、「自分で判断できること」です、自分で割安かの見当がつけば、売買の判断ができるようになります、これができないと、不動産会社のセールストークにだまされて、たいしてよくない物件を高値で買ってしまったり、ほかの人の意見に流されたりします。不動産投資のコンサルティングをしていて気がついたのですが、このような投資をした多くの人は、「投資で失敗しました」と絶対に表では言わないのです、すでに高額の借入れをしていて引き返せない状態なので、絶対に「自分は投資で失敗しました」とは言えません、失敗を認めたくないのです。「投資でお金を増やしていく」のは、みんなが簡単にできることではありません、なぜなら、人間には欲望があるからです、欲望とお金は切っても切れない関係にあります、つまり、人の行動は、欲望という感情に大きく左右されがちなのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: お金の勉強
感想投稿日 : 2013年2月23日
読了日 : 2013年2月22日
本棚登録日 : 2013年2月22日

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