さすが名作と謳われている映画。
ブラッド・レンフローは本当に美少年だ。
そしてなんといってもこの映画はアナベラ・シオラ。
この二人の目線、表情、仕草、全てが小さな感情までも表している。
それにアナベラ・シオラが演じた母親の役柄が素敵。
普通なら心配する気持ちが上回ってしまったり悪戯が過ぎて叱るところを、全て受け入れて子供の楽しみを見守り、そして親友のエリックにまで暖かい愛を注ぐ。
エリックの母親の胸ぐらをつかんで放つ言葉とその時の表情は、映画史に残る名場面。
台詞の言い回しも印象的。
"The first is Erik's best friend died today and he is going to the funeral."
これはエリックの気持ちに立っている。
続いて
" And the second is if you ever lay a hand on that boy again I will kill you! Do you understand?"
これは、第三者的でありながら、優しさに満ちた目線。
本当に心が強いからこそ持てる優しさであり、そんな姿がひたすら胸を打った。
そして自分もそうありたいと思った。
「The Cure」という原題も秀逸、それを映画の内容を見た上で「マイ・フレンド・フォーエバー」とした邦題はセンスを疑う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
映画
- 感想投稿日 : 2014年3月7日
- 読了日 : 2014年3月7日
- 本棚登録日 : 2014年3月7日
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