タイトルに遣われている「死ねばいいのに」という言葉は、
相手に対して死んで欲しいという殺意的な言葉ではなく、
「そんなに厭なら死んじゃえば?」という客観的な言葉。
ある種の提案か。(苦笑)
そんなわけで、想像とは違う意味のタイトルだった。
こういうタイトルの付け方って、
京極ファンでなくとも目にしたら気になる本じゃないかしら。
出だしから巧いね、京極さんは。
内容は、後味の悪さはあるものの、スリラーとしては面白かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年2月28日
- 読了日 : 2014年2月28日
- 本棚登録日 : 2014年2月28日
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