フラニーとゾーイー (新潮文庫)

  • 新潮社 (1976年5月4日発売)
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感想 : 339

実際に読み終えた僕がそうであるように、「フラニーは自分だ」と思った人はたくさんいるだろう。けれども本当に大切なのは「自分は誰かにとってのレーンになってはいないだろうか」と考えるところにあると思う。この小説を読んで、「フラニーは私、私はフラニー」と酔っているだけの奴がいるのなら、そいつはきっとレーンだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アメリカ・カナダ文学
感想投稿日 : 2010年3月26日
読了日 : 2010年3月21日
本棚登録日 : 2010年3月21日

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