実際に読み終えた僕がそうであるように、「フラニーは自分だ」と思った人はたくさんいるだろう。けれども本当に大切なのは「自分は誰かにとってのレーンになってはいないだろうか」と考えるところにあると思う。この小説を読んで、「フラニーは私、私はフラニー」と酔っているだけの奴がいるのなら、そいつはきっとレーンだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
アメリカ・カナダ文学
- 感想投稿日 : 2010年3月26日
- 読了日 : 2010年3月21日
- 本棚登録日 : 2010年3月21日
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