Audible にて。
やっぱり池井戸潤の銀行ものは間違いない!
短編集かと思いきや、100万円紛失事件をきっかけにすべてが繋がっていく。
それぞれちがう人物の視点から語られる「銀行」という世界が面白い。
特に「シーソーゲーム」にはゾッとしてしまった。
そういえば池井戸潤はこういう人間のゾクっとする怖さも上手いんだったな、と思い出した。
ラストの多くを語らない終わり方もいい。
もしかしたら…と読者の想像に任せる余韻を残しているのが面白い。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年10月11日
- 読了日 : 2022年10月10日
- 本棚登録日 : 2022年10月9日
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