輪廻転生について。
もちろん映画も観てきました!
本書☆4,映画☆2(映画についても下の方で感想書いてます)
誰もが1度は、死後のことや生まれ変わりを考えたことがあるのでは。
でもなんだか口に出すのは阻まれるような、言葉にするにしても難しいかんじのテーマ。
これを題材にすることを決めた作者さん凄いです。
私自身は輪廻転生はあると思っています。
学生時代に本気でこれを友人に熱弁したところドン引きされました、宗教的で頭がおかしいと。
そこからは絶対に口にしなくなりましたが、
この本を読んで同じ考えの人に巡り会えたような気分になりました(笑)
輪廻転生を感じている本人もその周囲も受け止めるのは大変なことでしょう。
その葛藤や順応を上手に表現されていて
ミステリアスで深い作品でした。
この壮大でミステリアスな物語をどう表現するのかなと
映画を観にいきましたが、これは酷かった。
チープな恋愛映画を観ている感覚。
まずキャスティングミスなのでは。
作者さん、直木賞作品の映画がこれで正解だったんですか。涙
出てくるべき登場人物が出てこなかったり、
キーマンがキーマンとしての役割をしてなかったり。
原作なので忠実再現とまではいかないでしょうが
これは物語が若干変わってきてしまっている。。。
無理やり映画化する必要はなかったんじゃないかなぁ。
輪廻転生という宗教的な話を大衆に受け入れてもらうためでしょうか。
原作は良かったので非常に残念でした。
輪廻転生。
まだ解き明かされてない事柄なので想像が膨らみます。
- 感想投稿日 : 2023年1月4日
- 読了日 : 2022年12月23日
- 本棚登録日 : 2022年12月10日
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