The Valley of Fear(1914-1915年、英)。
ホームズ・シリーズ、長編。
ホームズの元に、事件を警告する暗号の手紙が届けられた。ほどなく警告どおりの殺人が起きるが、事件は、ある男のアメリカでの奇妙な冒険譚に関係していた…。
「緋色の研究」と同様の形式で、後半はほとんど別の小説になっている。ただし本作品では、後半の冒険譚そのものが、叙述トリックに近い「どんでん返し」を含んだ、独立した探偵小説になっている。進化するものなのだなぁ、と感心した。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2009年2月22日
- 読了日 : 2009年2月22日
- 本棚登録日 : 2009年2月22日
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