マハティ編の続き。
第一王妃アレーナと大手石油会社の男との密会を目撃してしまった第二王妃セレイラ。
アレーナのその貴婦人然とした態度や、プライドを傷つけられながらもマハティを密かに愛しているでも愛されない、その悲しい切ない背景を知りながら自身も心惹かれていた人を失い、王妃として共に王を支えた一生。ナジェイラとベナジルのやりとりもクスッと来ました。
トンセンおじさんの長男(フイは次男)が立人の父・視意やサロンに出入りする王春たちに出会い、オラウータン保護の学費を頼もうとしていたけど、視意の父や王春の叔父の悲恋を知り、自分の足で立つことを決めるお話。
以前見た写真では結構おじさんぽかった視意が立人並みに美しく、得体が知れない感じで格好良い。
子供立人も可愛い。
こちらもなんだかすごく切ないお話。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
28歳【2013-】
- 感想投稿日 : 2019年3月4日
- 読了日 : 2013年9月7日
- 本棚登録日 : 2013年8月7日
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