ミュージカルを観に行く前に予習。
フランス・パリのモンマルトルの丘にあるキャバレー、ムーラン・ルージュを舞台に、スターのサティーンと駆け出しの若き劇作家クリスチャンの悲恋を軸に描かれるジュークボックス・ミュージカル。

経営危機のキャバレーの起死回生のショーの為、出資してくれるお金持ちの公爵を惹きつけなければならない。
サティーンは若くて眩しいクリスチャンとの恋に夢中になるが、一方で公爵をのらりくらりかわしながらも肺結核の病状も悪化していき、葛藤する。
サティーンをライバル視するニニに告げ口されクリスチャンのことが公爵にバレ、2人は引き裂かれる。

ユアン・マクレガーのロクサーヌがとても良かった。好きな洋楽が沢山あって楽しい。
ただミュージカル映画だけあって、音楽主体でストーリーが添え物感が否めない演出も結構あって、悲劇!という嘆きはそんなに感じなかった。
一昔前のアイドル映画やドラマみたいに高級娼婦と謳っているヒロインが不自然にそういうシーンを回避し続けたり。

ミュージカルより映画が良かった点はサティーン登場シーンが映像ならではの豪華さ、煌めきがあって眼福だったこと。

ミュージカルはそういう違和感なくリアリティも演出やダンスパフォーマンス、ストーリーや登場人物のキャラクターの深みも加わって悲しみや時代に生きた人々へ思い馳せさせられる。コミカルなシーンも隠微さも素敵。セットの豪華さもあって最高でした。

2024年1月19日

読書状況 観終わった [2023年7月16日]
カテゴリ 35歳【2020-】

ちょうど44年前の今日、事件はイギリスのエンフィールドで始まった。
ということを昨日、夏も終わるしホラーでも久しぶりに見ようかなとhuluで探して死霊館を見てwikiで知って、是非見ねばと思って朝から見た。

ウォーレン夫妻の事はゴーストハントシリーズで知ってたはずだけど、すっかり忘れてた。
妻ロレインは霊視をし、夫婦で心霊研究やゴーストハントをしているが、今回はアメリカから教会に頼まれて調査にやってくる。

夫が殺される悪魔の予知夢に怯えながらやって来たエンフィールドでは、シングルマザーと4人姉弟が凄まじいポルターガイストとマスコミに晒されていた。
その家で亡くなった老人ビルに取り憑かれた次女ジャケットは標的にされるが、ロレインは家に霊の存在を感じない。
子供の自作自演や母親の指示を疑う大人もいるが、家から離れたロレインはあの悪魔が邪魔していた事を知り…

物語の雰囲気や構成は割とゴーストハントシリーズと似てる感じで楽しめた。
ポルターガイストは派手だし見応えはあった。ジャネット役の子も可愛かった。
西洋的な悪魔で片付ける風潮はイマイチ納得はいかないけど、悪魔について知識が足りないせいなんだと思うのでもうちょっと調べてみようと思った。

というか、ヴァラクって最近放送されてるアニメ魔入りました!入間くんに出て来る不思議ちゃんなお友達クララじゃないか…!と思うとやっぱり悪魔って宗教的下地がない私にはイマイチ怖くない結末だ。

2021年8月31日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2021年8月31日]
カテゴリ 36歳【2021-】

90年代中盤の女子高生のコギャル文化の中で騒がしく過ごした仲良しグループSUNNY(ダンスコンテストのチーム名)でのキラキラした青春の日々を織り交ぜながら描かれた物語。

大人になった専業主婦の奈美はかつてのサニーのリーダー芹香に病院で再会する。
芹香は癌で余命1ヶ月。みんなに会いたいという芹香の為に、仲間を探すがみんなそれぞれ問題を抱えていた。

韓国作品のリメイクらしい。

ラストはちょっと夢物語みたいではあるけれど、
かつてのコギャル文化や時代の空気感、
音楽が懐かしくて、
まだ三浦春馬が生きていて
新井浩文が出てて
なんだかキラキラが充満してた。
あと池田エライザ、綺麗だった。

大人になったサニーのキャストも好きな女優さんばかりで豪華だった。

クラブで渉が奈美にヘッドホンつけて、
優しい気持ちが流れて
シャボン玉が周りにぶわぁーてなるシーンが、
運命!って思っちゃう女子高生の気持ち、
ドキドキ感が溢れる素敵なシーンだった。

世代では無いけれど、覚えてる時代だし、
かろうじてギャル文化が残ってる時代に
女子高生だったから、
あのうるさくて口も行儀も悪いギャル系の女子グループ感、懐かしいなぁって気持ちになった。

2021年5月23日

読書状況 観終わった [2021年5月23日]
カテゴリ 36歳【2021-】

友人から今話題になっていると聞いて、久しぶりに漫画以外の本を手に取ってあっという間に読んだ。

九州の大牟田から親に反対されながらも、漫画が描きたくて、竹宮先生の誘いに背中を押されて上京した萩尾先生。
2年間の大泉の始まりは三島由紀夫の割腹自殺のニュースと共に…という始まりが、私の母もその時代九州から出てきて市ヶ谷の近くに勤めていた話を聞いた事があったので、時代の空気感が頭の中で補完されとても興味深く物語に入れた。

24年組と呼ばれる周辺の漫画家さんの作品はそこそこ読んでいて、山岸涼子さんの作品が妖しくも怖くて小学生の頃最初に触れた作品だった。
萩尾望都や大島弓子はこの本の話をしてくれた友人から大学の時に教えて貰った。竹宮惠子もその流れだったと思う。
花郁悠紀子は波津彬子から知り、一作だけ見つけて読んだ。


私も90年代のなかよし、りぼんの少女漫画雑誌全盛に育ったので、漫画家になりたい人生だった。
そんな思い出がつらつらと思い出されながら、竹宮惠子とプロデューサーの増山氏、萩尾望都の出会いと別れ、別れの後の流れを知り、若い日の人間関係や嫉妬のトラウマも思い起こされ、もう関わりたくないと蓋をしようとする気持ちや相手を配慮しながらも逃げる事で自分を、自分が大事だと思う仕事を大切にしたい気持ちも共感できる部分があった。

うまく言えなかった事も今ならいえるかもとか、でももうそれをする必要性もないって言う…。
私は全くリアルタイムの世代じゃないし、全作読む程ファンでもない。
でも漫画はずっと子供の頃から読んできて萩尾望都のポーの一族は1番と言って良いくらい好きだから、特別な存在。
対して竹宮惠子は風と木の詩を飛び飛びでたぶん放置しているし、読みたいと思いつつファラオの墓もまだ読んでない。
しかもちょっと出版の経緯や内容紹介を受けて気になって読んでるから、2人の関係性に格別ショックもなく、萩尾望都の葛藤や苦しい気持ちに少し辛くもなったけど、読み物として一時代の歴史として興味深く楽しんでしまった。
少年愛に対する考えや紹介される作品も海外旅行や漫画の史料の話もとても面白かった。
竹宮惠子の少年の名はジルベールもいつか読んでみたい気もする。

2021年5月3日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2021年5月3日]
カテゴリ 35歳【2020-】

ずっと悩んでいた友人帳のことを祓い屋の名取に告げる。
二体様がちょっと怖かった。人形で蠱毒をやる方法…ぞくっとする。
また、レイコ以外の親族(祖父?)とあったことがあるという話だったり、友人の西村と北本との馴れ初め(?)、イチョウの木の精霊(?)など。

2020年9月19日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年9月19日]
カテゴリ 35歳【2020-】

吸血種の少年少女達が繭期(人間でいう思春期の酷いver.)を過ごす雨が降り続ける森のサナトリウム、クラン。
失踪した友人のシルベチカ(小田さくら)を探すリリー(鞘師里保)だが、誰もシルベチカなんて知らないと口々に言う。
そんな中一匹狼のスノウ(和田彩花)だけがシルベチカを覚えていて、リリーに彼女を探さないよう忠告する。

人間と吸血種のハーフ=ダンピールで、何処にいても迫害されてきたマリーゴールド(田村芽実)は、唯一優しくしてくれたリリーを偏愛し、スノウの存在を憎み邪魔だと思う。

少女たちは繭期の症状を抑える薬を毎日飲まされ、どこか毎日同じ日々が続く。
そんな中退屈していたカトレア(竹内朱莉)とツッコミ役ローズ(鈴木香音)テンション低いナスターシャ(勝田里奈)の3人組、後を追ってきたチェリー(石田亜佑美)は秘密の地下室でこのサナトリウムに暮らした少女達の名簿を見つけてしまい、そこにいるはずがなかったシルベチカの名前を見つける。
また自分達が飲まされている薬の材料と思われるものは血である事を知るが、二人の監督生・竜胆(譜久村聖)と紫蘭(福田花音)に見つかってしまう。紫蘭はクランの創設者・親方様のために永遠の繭期を邪魔する4人を殺そうとするが、竜胆は止めようと諭す。逃げ出した4人だったが、チェリーはリリーに判明した事を告げる。

吸血種は同じ吸血種を噛むと、イニシアチブ(相手を自在に操る力)を相手に対して取れるようになる。
男子学生の一人だと思っていたファルス(工藤遥)の正体はこのクランの創設者で、自分と同じ永遠の命を得る少女の出現を切望していた。彼はクランに来るもの全員を儀式と称して噛んでいる。

マリーゴールドはスノウを殺すために、自分を馬鹿にしたマーガレット(佐藤優樹)や親衛隊3人(佐々木莉佳子、加賀楓、田辺奈菜美)を噛み、スノウをナイフで殺させようとする。スノウを助けに来たファルス(工藤遥)を滅多刺しさせるが、ファルスこそがこのクランの創設者・ソフィ・アンダーソンであり、彼は永遠の命を与えられてしまった為に同じように生きてくれる仲間を求めてクランを作ったのだった。
チェリーたちが見つけた800年前の写真にはスノウとリリーが写っていた。

あまりに長くファルスの不老不死の血を体内に投与され続けた結果、スノウは50年前からファルスと同化していきイニシアチブの効果もなくなり、他の少女が何度も消された記憶を有していた。
そしてスノウはどこか永遠の繭期に閉じ込められ、諦めの雰囲気を漂わせながら、ファルスの行動を黙認していたが、再びイニシアチブでみんなが記憶を失ってしまい…自らマリーゴールドの憎しみの記憶を呼び覚まし、殺させる。
そして全てを知り、また記憶を保持したままのリリーはファルスを拒絶し絶望を与える。

他の少女をイニシアチブで解放した(自殺させた)後、自分が不老不死になってしまったことに気付いたリリーの絶望の叫びが壮絶。
みんながリリウムの鞘師を絶賛する意味がわかった。すごくよかった。

マーガレットのまーちゃんはすごく子供で可愛い。耳に残って離れないプリンセスマーガレットの歌は面白くて楽しかった。めいめいのマリーゴールドの狂気も飛び抜けててすごかった。異質だけど浮いてないし、怖くすらあった。

ハローのメタ発言やズッキやたけちゃん、りなぷーの決して飛び抜けて演技が上手いわけじゃないけどキャラにあった役も楽しめたし、物語の発端の小田ちゃんのシルベチカも印象的。
あゆみんの若干キャンキャンうるさい系女子なチェリーも良かったし、どぅーのファルスも本当に男子に見えるし、意外にもかななんの男役も似合ってた。

プリンセスマーガレットの親衛隊として研修生の現モーニング娘。加賀楓やアンジュルム ...

続きを読む

2020年7月30日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年7月29日]
カテゴリ 35歳【2020-】

みんなに囃し立てられてこんなブス好きじゃないって言ってしまった子供の日を後悔しながら、生きる引きこもり高校生のじんたん。高校受験に失敗し、底辺高にうんざり。みんなのリーダーだった面影はもうない。
ある日そんなじんたんの前に突如成長した姿で死んだめんまの幽霊が現れる。
忘れた願いを叶えて欲しいと。

めんまが好きだったゆきあつは過去を引きずり続けて女装までしたり、そのゆきあつと同じ進学校に行ったつるこは彼を思い続けて、じんたんを好きだったあなる(酷すぎるあだ名w)は同じ高校に行くも疎遠、チビだったぽっぽはバイト代で世界を旅する自由人になっていた。

超平和バスターズはじんたんのめんまがいるという話を信じられないものの、それぞれの後悔からぶつかり合い、さらけ出しあいながら秘密基地にまた集まるようになり、めんまの家族とも関わりながらめんまを成仏させようと奮闘する。
昔計画していた花火をあげたら…と思っていたが、それもダメだった。
でも、夏から秋の間に知らず知らずのうちにめんまはじんたんの母とした約束を叶えてしまっていた。

ホラーにもなるお話をノスタルジーに描いた話。
ポルターガイスト、かくれんぼ、夜の森を幽霊を探すなんて結構状況的には怖いけど、みんなめんまが好きだから成立する話かも。
めんまは成長してるけど、髪型が変わってないからかなり子供っぽく見える。
花火の20万という金額に、海外に旅にしょっ中出てるはずのぽっぽがそんな金額見た事ねぇっていうのはちょっと謎かな。
じんたんだけじゃなくてみんなに会いたいから生まれ変わりたいと逝っためんま。最後のシーンはちょっと集団ヒステリーっぽい。
感動なんだけど、みんな叫んでて少し演出がくどかった。

2020年7月25日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年7月25日]
カテゴリ 35歳【2020-】
タグ

てっきり死んだと思っていたギルベルト少佐だけど、原作だとどうやら本当に未帰還だっただけで生きていたらしい。あと、ヴァイオレットを引き取った当時25歳…なんか目元の線がしわっぽくて、40歳くらい?でもロリコンすぎる…でも少佐とか大佐って事はそこそこキャリア積んでる?でも辺境伯の一族だから?とか色々アニメだけ見ると謎が。

確かにアニメの一番最後に派遣先の玄関先で一瞬驚いたヴァイオレットの表情から、少佐に会えた感じはあったけど、ちょっとした匂わせ演出なのかなと。
劇場版も見たいな。

2020年7月25日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年7月25日]
カテゴリ 35歳【2020-】

戦争で少女兵として武器扱いを受けてきた少女。引き取ってくれたギルベルト少佐の命令に従い、自分の心さえ知らないヴァイオレットだが彼を助けるために両腕を失っても必死に守ろうとした。
病院で目覚め、彼の友人で元中佐のクラウディア社長に連れられ、エヴァーガーデン家に引き取られるはずが、彼女の頑なな意思から社長は自分が立ち上げたCH郵便社で彼女を雇うことにする。

最初は郵便仕分けや配達の仕事などをするが、お客様の思いを代筆する自動手記人形通称ドールと呼ばれる仕事に触れ、彼の最後の言葉”愛してる”の意味を知りたい、理解したいと思い、希望する。
報告書しか書いたことがない、人の心の機微が分からず、養成学校も卒業出来なさそうなヴァイオレットだったが、少しずつ心を救い上げ想いを届けることで自分の罪や感情を知ることになる。

和平の為の結婚の恋文はロマンティックで可愛いし、女官と姫の母子そのものな関係性が結婚式の朝、晴れやかな気分にしてくれた。
同僚との触れ合いや娘を失った劇作家の父に見せた水の上を歩く奇跡、後半ここら辺から泣ける話が満載。
余命幾ばくかの母が命を振り絞って娘に残した手紙で涙腺崩壊。結構見るエピソード(キャシーのThe Big Cやかくしごとなんかでもやっぱり死後の子の誕生日に毎年何かを贈る用意をする)ではあるけれど、娘が母の病状を分かっていて一緒にいたいと幼い様子で泣くのが辛い。
また古文書を現地の研究員とペアで書き写す作業や200年に一度しか見られないアレー彗星を見ながら、自分がギルベルト少佐がいなくて寂しいことに気付いたり、彼に勇気を与えたり。

そして偶然、社長が隠してきたギルベルトの未帰還を知ってしまう。絶望に嘆くヴァイオレットだったが、一番最初の人を繋いだ手紙の受け取り主(養成学校の友人の兄)が立ち直り、妹に手紙を書きたいとやって来て、ドールの仕事を再開する。

戦後の元敵国でくすぶる戦争終結反対派との戦闘で命を失った兵士の最後の手紙、そしてその反乱軍が和平調印式をぶち壊そうとやっとつながった南北鉄道を大使ごと爆破しようとしていて、作戦の指揮を任されたギルベルトの兄・ブーゲンビリア大佐と結果的に共闘し、ようやく和解。

スペシャルエピソードでは戦争から帰らない恋人を待つオペラの歌姫が、人々にわかりにくい古典ではなく新作で今を描こうと思うが、ラストシーンの歌詞の恋人への手紙がどうしても納得いかず、その手紙の依頼にまだ心の機微を学び中だったヴァイオレットは苦戦する。
送り主も受け取り主もいなくなった大量の手紙が切ない。
後の航空祭で空からまかれたことだろう…

全編通してヴァイオレットは少佐のことを思い、人形のようと言われ続けるものの少しずつ感情を学んで人気ドールになっていく。そして戦争で人が死ぬということはどういうことなのかようやく知り、罪の意識に苛まれながらも、もう誰も殺さない死んで欲しくないという強い気持ちが生まれ、愛を知るために自動人形として生きようとラストは良かった。

絵が繊細で鮮やかで背景が本当に美しく、人物との違和感もなく素晴らしかった。
モーニング娘。'20の加賀楓ちゃんが最近のおすすめアニメとどこかで言ってたのが頭に残ってて、Netflixで見かけて引き込まれて一気に見てしまった。

2020年7月25日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年7月25日]
カテゴリ 35歳【2020-】

和宮が家茂を失い、時代は、大奥の終焉を待ち構える。

2020年7月12日

読書状況 読み終わった [2020年7月12日]
カテゴリ 35歳【2020-】

ずいぶん前に手に入れて、読んだと思ってたけど全く内容に記憶がなかったので、初読なんだと思う。
山の牧場関連の話を読みたくて、購入したのだと思う。
でもいつ買ったかの記憶がまるでない。
自分の記憶力の衰えが怖い。

内容は、新耳袋の怪異の現場を中心とした現場ルポ。
早速、著者紹介に男の墓場プロと杉作J太郎の名前が出て来て、なんだか世の中は繋がってるなと思った。
(ハロオタなので、有名元オタのJさんの話はよく聞くし、主に吉田豪の動画などから墓場プロ関連の話題はなんだか身近な感じ)
あと、バイトで入った力夫くんの高校がやばいと聞きつけいった先は上々軍団(ハロプロも所属のアップフロント所属芸人で、イベント司会多数)の出身校。
ほんの少し川崎に勤めてた事もあったけど、空襲がそんなにひどい場所だったとは知らなかった。

他にも北九州の犬鳴き峠や津山三十殺しの現場、竹田城など有名どころではあるけど、興味がすごくある場所での体験が興味深く面白い。
山の牧場の変化、大量の新事実が知れてなんだか嬉しい。トーチカ、気になる。
でももう少し一つ一つ判明した資料をもっと綿密に追ってくれるとさらに嬉しいし、読み応えが増すと思うのでそこは少し残念。
心霊マンションは知らなかったから、ただ起きる現象の酷さにびっくりだけど、元の怪異の原因とか知りたいな。
あと、大好きな小説家・小野不由美の夫・綾辻氏が登場したり…

3本足のサリーちゃんは…小学校の時聞いたトイレに出るという3本足のりかちゃん、の元ネタだったりするのかな。
3本足だったり、1本足だったりバリエーションがあったけど、なんかその由来がわかった気がする。90年代半ば、兵庫の田舎に住んでた時だったから、東京の町田付近で起きた出来事がどう伝播したのか、不明だけど…面白い。
松葉杖を含めるか含めないかなのか、と。

ただ、正直目の前で見たら不気味で謎な存在で気になるだろうけど、話だけ読むとシノラーおじさんとかセーラー服おじさんとか、パッちんおじさん(私が住んでいたところにいた指パッチンしながら追いかけてくるおじさん)とかと同じで、ちょっとおかしな格好や行動をしてた人ってだけな気がして、それをこういう風な怪談の本に目撃談として軽めに触れるのはなんか違う気もする。若干差別的な感じを受けてしまうというか。

まぁ全体的にルポだから、綿密に調べた本とは違ってテイストは割と軽め…読みやすくはあった。
山の牧場はやばい人たちの秘密の監禁場所っぽい。
不可解ではあるけど、謎だ謎だと言ってないで、いいかげんくまなく他の道路はないか探すとか、トーチカの構造とか調べて欲しい。
十分面白いんだけど、解き明かされない謎に若干のフラストレーションが。

とりあえず、しばらくこの本に出て来た場所関連の情報を調べて暇つぶしは出来そうです。

2020年6月20日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2020年6月20日]
カテゴリ 35歳【2020-】

夢だったコーヒーショップをこだわりが過ぎて一年で閉店になり、実家で母とニート暮らしの36歳のミツル。6年働かず、口だけは達者で一言うと10も100もものすごい理屈で言い返してくる面倒くさい男。
ほんわかのんびりな母はそれでも朝コーヒーを入れてくれたり、車を時々出してくれる彼を甘やかしていた。
しかし何にでも口出しする長女が再婚した夫、高校生の娘を連れて、家を建てる間居候することになった事で、ミツルとそれぞれの家族の人生が少し変わっていく。

口達者な生田斗真と小池栄子の掛け合いが面白い。
安田顕の微妙な立ち位置の婿さん具合、新しいお父さんに優しく出来ない娘や、夫の死後一人で切り盛りする喫茶店のママを巡ってのおじさんたちの攻防や、娘の恋、変な同級生、ミツルの新しい彼女とのあれこれとか短い話の構成が逆に面白くて最近では珍しくほぼリアルタイムで見てた。

2020年7月25日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年6月14日]

ある日突然、自宅でくつろいでいたインテリヤクザ新田の前に超能力少女ヒナが現れる。力を使ってインテリアを破壊され、半ば脅しのような形で同居が始まったが、ヒナは新田の命令しない感じに好感を持ち、やがて一緒に過ごすことに楽しさを覚えながらだらだらとズボラに日々暮らしていく。
そんなヒナを組織からの命令で倒しに来たアンズもまた、帰る手段である玉が壊れ、ホームレス生活をし、周囲との関わりで良い子に成長していく。
ヒナを調査し、連れ戻しに来た斑鳩も、斑鳩に玉を持ってくるよう呼び出され無人島に召喚されてしまったマオも、なんだかんだと帰れずにそれぞれ生きていく。

ヤクザだけど世話焼きの新田のツッコミのタイミングが心地よい。基本テンション低めの二人の父と娘のような、不思議な関係にほっこりするアニメだった。

2020年6月14日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年6月14日]
カテゴリ 35歳【2020-】

経理OLのヨシカは中学の時の同級生イチを、視界の端でしか見つめることが出来なかった王子様を、10年反芻しながら思い続けていた。
ある日、会社の飲み会で二に告白される。
二こと霧島はヨシカと付き合いたくて、同期に飲み会を開いてもらい、無理やり写真を撮ってLINEを聞いてきた。

告白されたことに舞い上がるけれど、なんとも思わない相手とデートを重ねる中でもイチへの気持ちは、現実ではないイチへの気持ちは自分の中で一番で。
そんなある日、うっかりボヤを起こし、死ぬ前に今のイチに会いたいと思ったヨシカは、二の手法を真似して、海外に転校した同級生になりすまして同窓会を開き、同じ東京にいるイチと東京での同窓会にこぎつけ、思い出話をし、まるで自分と話してるみたい、君と友達になりたかったと言われるが、イチが自分の名前を覚えていなかったことに絶望する。

それからなんとなく二といることが自然に思え、付き合うことにするが、友人のクルミだけに打ち明けた誰とも付き合ったことがない、自分にはとても人に知られたくなかったことを二にバラされたことが分かり、イチのことを虚実ないまぜにつきつけ、衝動的に妊娠していると嘘をつき会社を辞める。
ラストは初めて二とぶつかり合い、それでも好きだと言う二と抱き合う。

ヨシカが本当はしたいけど、出来なくて、どうしようもなく孤独なこと、奇跡みたいな繋がりに浮き上がるも相手が自分を一ミリも興味がなかったことを知ってしまう辛さ、抉られる映画だった。
でもまるでミュージカルのように周囲がヨシカに優しい妄想の会話のシーンは楽しい。
思い切って、イチに会おうと思えたのはボヤでの死の危機もあるだろうけど、自分を好きだと言ってくれた二の存在があるからなんだろうな。
ヨシカのことが愛おしくなった。

2020年6月9日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年6月9日]
カテゴリ 35歳【2020-】

Berryz工房のデビューシングル。
元エッグ6人(譜久村聖、竹内朱莉、宮本佳林、高木紗友希、浜浦彩乃、小田さくら)での最強なパフォーマンスでこの曲の格好よさをちゃんと知った。
子供に歌わせる曲じゃないw
多分今までもどこかでは見て聞いていたと思うのだけど、Berryz工房が現役の時まだDDじゃなかったので、キッズの2組に関しては何年もかけてゆっくり好きな曲が増えていってる感じ。
こうやって現役を通してまだ知らないハロプロの過去の曲に出会え、もう会えなくても(元々在宅だし)一曲ずつ大切な曲が増えていくのが結構楽しい。

2020年7月25日

読書状況 聴き終わった [2020年6月6日]
カテゴリ 35歳【2020-】

名作くんの主題歌の中で一番好きかもしれない。

2020年6月6日

ネタバレ
読書状況 聴き終わった [2020年6月6日]
カテゴリ 35歳【2020-】

OPのカントリーの子達がそれぞれ鬼やキジ、犬、猿などに扮して出てくるのがすごくキュート。黒子に肩にキジの山木さん最高。
そして登場し、Berryzの曲、カントリーの曲、Buono!の曲、許してにゃん体操などひたすら歌ったり、山車(?)に乗ったり、バラードをピアノと歌ったり、さすがな圧巻のラストステージ。
そして最後の指をしまいながらステージ下に降りていく演出はアイドル史に残るんじゃないかと思った。

当時DDなり始め…正直、ももちの歌う曲を1/3も知らなかったと思うけど、Buono曲でのロックが歌唱すごく良いなと思ったし、エンターテイナーだなと思った。にわかなのに数日ももちロスが続いた。

今年、3年振りにこのライブの映像を見た。
以前よりBerryyzの曲は知ってるし、Buono!の曲、カントリーの曲も大部分分かるようになり、より楽しめた。そしてI Need Youの素晴らしさに涙した。
このテンポの音源、欲しいなぁ。

2020年7月25日

  • 再読しました。

    再読了日:2020年6月6日

読書状況 観終わった [2017年6月30日]
カテゴリ 32歳【2017-】

子供の頃持っていた魔法使いサリーちゃんのスピカタクト。
お姫様バージョンのサリーちゃんの魔法のステッキで、豪華。電池式だったのかな、ポチポチポチとついてる赤い部分が光って、音も鳴るものだったと思うけど、電池が無くなってくるとちょっと音が変になって、やがて光らなくなって…電池を入れ替えてもらった記憶もいつ捨てたかの記憶もないけど…この手のおもちゃあんまり買ってもらえなかったから嬉しくて、よく振り回して遊んでた。

ちょっと今になって欲しいかも。

2020年5月29日

読書状況 読み終わった [1990年5月29日]
カテゴリ 0-6歳【1985-1992-】

牛魔王の妻・羅刹女の演技対決の舞台。最後、どうしても演じられなくなった夜凪を他のキャストが止める形で物語は変わってしまった。
ざわつく観客やマスコミ、そして翌日羅刹女を演じる天使も夜凪の圧倒的な前半の演技に自信を失うが、墨山はある演出プランを仕掛ける。
二人の女優が覚悟を持ち、切磋琢磨成長していくのがワクワクするし、面白い。

2020年7月12日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2020年7月12日]
カテゴリ 35歳【2020-】

図書館司書への夢が叶う直前に事故でこの世を去った女性が、異世界で体の弱い魔力持ちの平民の少女として意識を取り戻した。どうしても本を読みたかったマインはこの世界で本が一部の特権階級しか読めない希少なものだと知り、でも諦めずに自分で作ろうと商人に弟子入りしたり、魔力をどうにかするため神殿の青色巫女見習いとして道を切り開いていく。

2020年7月12日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年7月12日]
カテゴリ 35歳【2020-】

孤児院で育った充は、孤児院を飛び出し料理人として一流を目指し、妥協を許さず周囲からの信用を失い、店を潰してしまい莫大な借金をおった。
現在は一度食べたら決して味を忘れないと言う麒麟の舌を生かし、最期に食べたいものを作り高額な報酬を受け取る、最期の料理人として借金を返す日々。
ある日、高額な報酬を持ちかけられ、中国北東部に呼び出される。
そこでかつて日本統治時代、満漢全席をしのぐレシピを完成させようとした男の足跡を追うような仕事を依頼され…

天皇の料理人の二番煎じ感が否めないストーリーだった。架空の人物をベースにしているせいと現代的な演出・都合の良い展開からファンタジーっぽさが拭えない印象。
料理シーンは楽しいし、ワクワクするけど…登場人物が結局みんな身内なせいか最初に広げた風呂敷が小さくまとまった感じで歴史の重厚さとか壮大さが少し物足りなく感じた。

2020年5月26日

ネタバレ
読書状況 観終わった [2020年5月22日]
カテゴリ 35歳【2020-】

"境目がなくなるまで ぎゅってあぁ 抱きしめられてみたい"ってフレーズ、天才だと思う。

2020年5月26日

ネタバレ
読書状況 聴き終わった [2020年5月8日]
カテゴリ 35歳【2020-】

Girls Be Ambitiousが聴きたくて1曲のみ購入。

2020年5月8日

ネタバレ
読書状況 聴き終わった [2020年5月8日]
カテゴリ 35歳【2020-】

テーマは少女から女性へ。というめいめいこと、ミュージカル女優・田村芽実のデビューアルバム。
めいめいが所属していたスマイレージ〜アンジュルム時期はハロDDじゃなかったので、あまり印象がなくて、他の二期メンに漏れずあんまり可愛い印象がなかった。(タケちゃん大好きだし、かななんやりなぷーも好きだけどね)
でも後追いして、七転び八起きとか歌上手いなぁとびっくり。

そして、だいぶ垢抜けて来た。
しゃべるように歌う様が矢野顕子っぽかったり、吉澤嘉代子曲とか似合ってるし、夢を着々と自分らしく叶えていく感じが素敵。

表題の無花果が特に好き。ちょっと少女の中のどろっとした自意識、成長なんかが感じられる曲で。

2020年5月8日

ネタバレ
読書状況 聴き終わった [2020年5月8日]
ツイートする