東京の都市伝説拾遺集といった感触の短編集。これを読んでるとあらゆる人間が気分の悪い嫌な人間か狂った人間みたいに思えて来そうな、そういう暗い気に当てられる気がする。南の島で目に青い蟲が寄生して...って話は以前漫画の中で語られてるのを読んだことがある。あと弁護士の話も怖い。友達の話とかいいながら自分だと匂わせる話が結構あってその演出、友人だったら嫌だなぁと思わされるところがうまい。
読書状況:読み終わった
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25歳【2010-】
- 感想投稿日 : 2011年4月7日
- 読了日 : 2011年4月7日
- 本棚登録日 : 2011年4月5日
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