もうどこまで行ってたか忘れかけてたけど、とりあえず続いてて良かった
今回はリッケルトとグリフィス回、ファルコニアの生活や様が描かれていた
懐かしい面々も見れて、久しぶりなのも相まってニヤニヤポイント
いやほんとしかし転生はしたけど、グリフィス変わったなぁ
グリフィスも世界も人要素がどんどん曖昧になっていく…
グリフィスは、グリフィスがあの頃(子供の頃)求めていたモノが本当に手に入ったのだろうか
* リッケルトが身を寄せていたもの、あるいは今も求めているもの「鷹の団」
* ガッツが求めていた「人としての自分一人の強さ」、あるいは「キャスカ」
* グリフィスが渇望していた「自分の国」
この中で手に入れたのはグリフィスだけではある(ガッツは手に入れたと判定できるか微妙)
他人を蹴落としたり犠牲にするのは仕方ないが、だがファルコニアの様を見ても全然グリフィス良かったねって気がしないんよね
自分の手は数多くの屍の上に成り立ってるとかつて自身で言っていたが、ほんとにそうで(しかも自身の転生の素体もガッツとキャスカの子供やしね、どんだけ業が深いのか)それがこの物語の肝なんやけど、ちょっと悲しくなる
その反面、ガッツがただ純粋に憎悪に身を焼かれ、ひたすら死に近づきながら進む様が、清涼剤になるんやろう
今は仲間に頼ってるガッツでそれもいいけれど、またそういうガッツを観たい
リッケルトと相対した時は無表情だったが、剣の墓場で決別し自分の国を手に入れたグリフィスが、再びガッツやキャスカと相対した時はどんな表情を見せるんやろう
- 感想投稿日 : 2016年7月3日
- 読了日 : 2016年6月29日
- 本棚登録日 : 2016年7月3日
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