あなたの職業がホスト(ホステス)だとして、接客中に、
「初めまして、お父さん(お母さん)」
と言う少年が突然目の前に現れたら、あなたはどうしますか?
この物語はそこから始まる。
(実際の本作は、ホスト→お父さん→あんたはどうする)
①は大笑い。一番好き。②〜⑤はあったかいなぁ。
森沢明夫さん「大事なことほど小声でささやく」が好きなら、この作品も合いそう。(作家も物語の構成も違いますが、な〜んか、漂ってくる温かさに共通のものが。)
①宛先人不明
七月。日が暮れたばかりの宵の口、一歩足を踏み入れるとそこは、ぎらぎらのこてこて。
②火気厳禁
ホストをクビになった大和は、ジャスミンの計らいで関連の宅配会社に転職。そして進と一緒に新住居へお引越し。
③こわれ物注意
進に友だちができた。でも目撃情報では、友だちと言い争いをしていたとか。どうする?お父さん。
④代金引換
板状の重い箱を担いで、階段でアパートの3階へ。初対面は悪くなかった若い女の人だったのだが•••。
⑤天地無用
ナナの言葉に同意し、残り少ない時間を甘えてもらおうとした大和と進に初めての親子喧嘩勃発。
いやぁ、ホステス編も書いてくれないかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年7月21日
- 読了日 : 2022年7月21日
- 本棚登録日 : 2022年7月21日
みんなの感想をみる