p.413 竜馬が田鶴、さな子、おりょう、三者との関係を考えた時に引き合いに出した一節
「(君子の交りは淡きこと水のごとし、というが)礼記のことばである。その意は、信義のある紳士というものは、いかに親友に対してもさらさらした態度でおり、そのくせ実がふかい。手をとり肩をだいてことさらに親しみもあらわさねば、弱点でひきあってのめりこむようなつきあいの仕方もしない。
もっともこれは男同士の交友についてのことばだが、竜馬は、男女間でもできればこれでゆきたかった。」
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- 感想投稿日 : 2017年1月7日
- 読了日 : 2017年1月7日
- 本棚登録日 : 2017年1月7日
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