不思議な世界と失われたもの(ひと)を描く、いわゆる村上春樹ワールドな短編集。
最初の『偶然の旅人』と最後の『品川猿』がとくによかった。気の利いた言い回しと日常から少し離れた、もしくは普段気が付かない世界の入り口が見える気がして、多くのひとに影響を与えてきた作品なんだろうと思う。村上さんの本は短編のほうが好きだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
村上春樹
- 感想投稿日 : 2015年2月22日
- 読了日 : 2015年2月21日
- 本棚登録日 : 2015年2月21日
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