この本の構成は日本にいる韓国・朝鮮人を描く為に一旦国外にいる韓国・朝鮮人以外の差別・被差別を表すことにより、在日の問題を浮き上がらせこれからの生き方を示唆している”日本人手による”貴重なノンフィクションです。このような本が出てくる時代に感謝するとともに全エネルギーを込めた本作品を作成した著者に万来の拍手を惜しみません。私の息子は現在日本人公立高校へ通称名で通っております。この本と新井英一の「清河への道」CD1枚をそっと手渡すつもりです。
「抱きしめるべき家族がいなくなっても、生活をとものしない家族というものを、もういっぺん深いところで成立させる」高史明
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
KOREA関係
- 感想投稿日 : 2010年11月7日
- 読了日 : 2010年11月7日
- 本棚登録日 : 2010年10月29日
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