家族の風景を淡々と描く。
仲の悪いじじばばとできのよい亡くなった兄と無神経だが悪いひとではない義兄と気の強い姉とその子供。自分はいまいちうだつがあがらす、子連れ再婚の妻と子供との兄命日に集まる1日。
その風景は血の繋がった家族ならではの遠慮の無さで息苦しい空気の連続なのである。
良くできた描写だと感心するんだが、だからって幸せな感情やしんみり心揺さぶられたりしないんだよなぁ。いや、両親との別れには悔しさを共感したかも。
星3つではなく、4つか2つのどちらかをつけなきゃならない作品。
つくづくわが家庭が幸せなものだと感じます。こんな家庭も普通にある家族の形なんなかなぁ。今から嫁いでいく自分の娘たちが心配になる。まぁ、がんばってくれ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年12月13日
- 読了日 : 2013年12月13日
- 本棚登録日 : 2013年12月13日
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