久々の百鬼夜行シリーズ。
このシリーズは刊行順に読んでいるのですが、今昔続百鬼-雲を飛ばしてしまった。不覚。とはいえ、飛ばしても読めます。
花嫁が新婚の朝に殺害されるという事件が4度も続いている由良家、5度目の婚礼の日、花嫁を守るために派遣された榎さんと付き添いの関くん。
いわくありげな一家と、何百もの鳥の剥製に埋め尽くされた館…舞台設定だけでわくわくしてしまう。久々に寝食忘れて没頭してしまった。
今回なぜか榎さんが盲目になっていたからか、比較的大人しめでした。その代わり、関君が頑張った。
結末は、そうなんだろうなぁと薄々予想してた通りでしたが、なんとも悲しくてやるせない余韻が残りました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2021年3月18日
- 読了日 : 2021年3月11日
- 本棚登録日 : 2021年3月11日
みんなの感想をみる