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「14世紀のころ、人間と自然とのかかわり方に大きな変化があり、社会がいわばより「文明化」してくる、それとともに「穢れ」に対する畏怖感はうしろに退いて、むしろ「汚穢」、きたなく、よごれたもの、忌避すべきものとする、現在の常識的な穢れにちかい感覚に変わってくると思います。
動物に対しても同様で、人の力でたやすく統御できない力をもった生き物とう感覚がうすれて、「畜生」「四つ足」といういい方すら(略)。」
上の文章や非人のひとつ、「犬神人」がもろに『もののけ姫』。
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- 感想投稿日 : 2022年6月18日
- 読了日 : 2023年10月1日
- 本棚登録日 : 2022年6月17日
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