わたしの知らない時代や、もう亡くなってしまった人のこと。本やネットで知ることはあっても、その背景にどんなごはんやおいしいものがあったのかは知ることがなかった。でも、どんな気持ちでその時にごはんを食べていたのか、ごはんを求めていたのかを知ると、知らない人や生きなかった時代の人と肩を並べて、おいしいね、と言い合うような身近さを感じられた。
ごはんとことばは、私たちの身にいつなにが起こるかわからない、そのリアルな感覚を呼び起こすことができるツールなんだな、と思った。
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- 感想投稿日 : 2017年8月21日
- 読了日 : 2017年8月21日
- 本棚登録日 : 2017年8月21日
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